会社設立と個人事業主のメリットデメリット
こんにちわ、きさらぎです。
当ブログには起業しようという人や
独立を考えている人が多く訪問していただくので
将来的にはに個人事業主で行くのか
会社設立して法人化していくのか?
この二択を選んでいくことになります。
起業を考えている場合
今後必ずついてまわる問題なので
ぜひ参考にして頂ければと思います。
ネットやSNS、又はYouTubeなどを始めとする
個人が自由に使えるメディアが増えてきて
個人が独立したり起業するというケースは
現代では珍しいことではなくなりました。
個人事業主と会社設立はどう違うの?
会社設立のメリット
個人で経営していく個人事業主と
会社設立の違いやメリットデメリットを知っておくことで
ある程度の判断材料になると思います。
1.対外的信用度が大きい
一般的に個人事業主よりも会社設立した方が
社会的信用度が高いです。
例えば大手から仕事の受注を受けたくても
個人事業主は数ある会社に埋もれてしまうし
信用度もどうしても低いので
仕事の受注を受けられる可能性は低いでしょう。
2.事業資金の調達する上で有利
要するにあなたの事業の運転資金を
調達しようとする場合は会社設立してる方が
有利な場合が多いようです。
3.節税面でのメリットが大きい
これは何となく知っている人も多いかも知れません。
個人での所得が大きくなると
超過累進課税と言って
税金もそれに比例して高くなるので
節税のために法人化するといった例は
多いですよね。
個人事業主は所得が大きくなると
それに対する税率が高くなる累進課税によって
課税されるのに対し
法人税は税率が一律だからです。
それだけ節税面でのメリットが大きいということですね。
4.人を雇用しやすい
世間での人の雇用が不安定になっているので
非正規雇用やアルバイトの募集よりも
正社員での募集に需要が集まっています。
事業を拡大する際や
新たに部署を新設する際は
雇用も生まれると思います。そう言った際には
やはり株式会社という肩書きが
強みを発揮するようです。
会社設立のデメリット
1.会社設立に時間とコストがかかる
個人事業主としてスタートする場合、
開業届という書類を
税務署に届け出るだけで済むのに対し
会社設立には時間も費用も掛かります。
定款(ていかん)という書類と登記申請などの書類
約20万円ほどの費用が必要となります。
費用の内訳は
定款認証費用5万2千円+登録免許税15万円になります。
これに加えて会社の資本となる資本金が必要になります。
さらに、毎年税務申告を行う際、たとえ会社が赤字であっても
法人住民税の均等割は支払う必要があります。
※(東京都の場合、均等割は最低でも7万円)
2.社会保険への加入が義務付けられている
法人化すると、社長一人の会社でも
社会保険(健康保険と厚生年金保険)への加入が
義務づけられます。
社会保険の保険料は、国民健康保険と
国民年金に加入する場合に比べて高額になります。
厚生年金はもらえる年金の額が
国民年金に比べてかなり多いので、
一概に厚生年金の方が損するわけではありません。
従業員を雇う場合には、
社会保険料に係る会社の負担は増えます。
3.事務処理が増える
個人事業主よりも会社の方が
厳密に決められた会計処理が必要になります。
その為に税理士さんや公認会計士さんが居るのですね。
税金の申告ひとつでも
個人事業主の所得税の算出より
法人税の申告の方が複雑なので
専門家に依頼する方が賢明です。
4.会社のお金を自由に使えない
例え社長であっても
会社のお金を自由に使える訳ではありません。
先ほどの通り厳密に決められた会計処理をしてるので
使途不明なお金があってはならないわけです。
と、ここまでザックリではありますが
起業して個人事業主で行くのか?
あるいは法人化するのか?の判断材料に
して頂ければと思います。
もし、あなたが近い将来、起業することなったら
下記のサイトをぜひご覧下さい。
初めて会社設立するのであれば
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設立する前に知っておくべき事
設立までの全手順
確認すべき48項目
登記までの流れ